
勝てる事業をつくりあげるには、「事業戦略リニューアル」「組織体制ビルドアップ」「社員バージョンアップ」「風土・行動変革プロデュース」という4つのファクターを強化していくことが大切です。
これは時代変化や顧客の進化に合わせて、事業の「勝てる作戦」を立て、「勝てる体制」を組み、「勝てる訓練」を行い、「勝てる動き」をとるということです。
そしてこれらの4ファクターを考える際には全体で整合性を取ることが大切です。というのは、そうしないと効果が著しく低下して、大きな無駄が発生するからです。
しかし、世の中の多くの事業ではこれら4つのファクターの整合性が十分にとれてはいないようです。このため「労多くして報われない」状況が数多く観察されています。
事業に携わる方は一度これら4つのファクターに眼を向けてチューニングしてみてください。 ほとんどの事業で業績改善と健全な事業発展につながるはずです。


「全体観アプローチ」とは、我々が取り扱う問題に対して「問題を俯瞰的にとらえる」とともに、「必要な方法論すべてを有機的に組み合わせて、その問題解決を効果的・効率的に進める」というアプローチのことです。
なぜ、この全体観アプローチが大切なのでしょうか?
それは、表面に見えた部分や自分の思考スパン・管理スパンの及ぶ部分にとらわれていると視野が狭くなるからです。
そして、こうしたときには解決案はどうしても部分最適化になりやすく、全体最適化にはつながらないからです。
また、必要な方法論を幾つか知っていても、それ以外に必要な方法論を知らなかったり実戦的にうまく組み合わせていく方法を知らなければ、問題解決の質やスピードは決して上がらないからです。
それでは4つのファクターそれぞれについて、どのような全体観アプローチが必要なのか、簡単にご説明しましょう。(次の各項をクリックしてください)




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